おいしい函館 Taste Hakodate Food

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函館「食」ニュース

繁華街でバルを楽しむ「五稜郭バル」10/6開催

2019/9/25
繁華街でバルを楽しむ「五稜郭バル」10/6開催

市電「五稜郭公園前」電停を中心にした繁華街、五稜郭エリアで飲み食べ歩きを楽しむイベント「五稜郭バル」が、2019年10月6日(日)に開催されます。 和食、焼肉、焼き鳥、居酒屋、ラーメン、バー、イタリアン、エスニックなど、多彩なジャンルの32店舗が参加。当日は、一番美味しいピンチョス(提供される一品料理)を投票する「P-1グランプリ」があり、各店の料理に期待が高まります。運営本部が置かれるシエスタハコダテでは、数量限定でふるまいピンチョスの提供も。 5店を巡ってピンチョスとドリンクを楽しめるチケットは、前売3,500円、当日4,000円。前売チケットは、参加各店や公式サイトからのWEB予約、チケットぴあ(Pコード:643-895)、ローソンチケット(Lコード:11808)で購入可能。WEB予約限定で、豪華賞品が当たる大抽選会に参加できます。また、当日券は、シエスタハコダテといか清で販売されます。 日時:2019年10月6日(日)16:00~23:00 場所:五稜郭地区一円 チケット:1冊(5枚綴り)前売3,500円、当日4,000円 前売チケット販売:参加各店またはWEB予約、チケットぴあ、ローソンチケット 当日チケット販売:シエスタハコダテ、いか清 問合せ:070-5617-0099(室田)、090-9087-4380(稲場) 画像提供/函館イベントガイド(函館市公式)

「函館スイーツ食べ歩きパスポート」でお得にスイーツ巡り!

2019/9/25
「函館スイーツ食べ歩きパスポート」でお得にスイーツ巡り!

「函館スイーツ食べ歩きパスポート」を利用して、函館のスイーツ巡りを楽しんでみませんか。 函館市内や近郊にある25の参加店が記載されているパスポートに、4枚つづりのチケットつき。各店でチケット1枚につき、フィナンシェやマカロンなど、指定のスイーツやサービスと引き換えたり、150円分の金券として利用できます。交換商品などの詳細は、パスポートをご確認ください。1000冊限定で1冊500円、参加店各店で購入可能です(一部店舗除く)。 使用期限:2020年1月31日(金)まで パスポート販売場所:参加各店(キングベーク3店舗、北洋堂2店舗を除く) 価格:1冊500円

第8回世界料理学会in HAKODATE、10月28・29日に開催

2019/9/24
第8回世界料理学会in HAKODATE、10月28・29日に開催

2019年10月28日・29日、「第8回 世界料理学会 in HAKODATE」が、函館市芸術ホールで開催されます。国内各地だけでなく海外からも気鋭の料理人が函館に集まり、映像を交えた壇上での華麗なプレゼンテーションやトークが繰り広げられます。料理人や食の仕事に携わる方だけでなく、一般の方でも参加できます。   今回のテーマは「自然のきのこ」。和、洋、中のさまざまな現場での調理法や、独創的な使い方、調達や保存法など、様々な話題が期待されます。北海道出身で、現在はパリで活躍するフレンチシェフ・佐藤伸一さん(「Passage53」)をはじめ、奥田政行さん( 山形「アル・ケッチァーノ」)、吉野建さん(大阪「レストランタテル ヨシノ」)ら、約30名が登壇。美食の街として知られるスペインから、調理師学校講師などを務めたフェデリコ・パチャさんも参加予定です。   初開催から10周年となる今回は、さまざまな関連事業が企画されています。前日の10月27日には、生産地を巡るバスツアーや料理学会シェフによるコラボディナー、28日夜には、函館西部地区にある複数の飲食店で、参加シェフたちと間近で触れ合える「シェフズトーク」が開かれます。29日には、五稜郭タワーアトリウムで「北海道・青森県食材見本市」も開催されます。

函館のこだわり食材「夏の鱈」を使った料理実演講習会

2019/9/18
函館のこだわり食材「夏の鱈」を使った料理実演講習会

2019年9月3日、「おいしい函館 料理実演」が函館短期大学付設調理製菓専門学校で実施されました。今回のテーマは、「夏の鱈(たら)」。当日は、市内の料理人や飲食店関係者、同校で研修中のシンガポールの学生ら41名が参加しました。まず、函館近海で水揚げされる活魚を、神経〆の処理をすることで付加価値を高める取り組みの紹介。水揚げされたままの新鮮なものと、神経〆して数日間熟成させたものの食べ比べも行いました。次に、一般に冬の魚とされる鱈が、夏においしい理由が紹介され、この魅力を生かした料理を和・洋・中3人の料理人が実演。函館のこだわり食材「夏の鱈」料理を学ぶ機会となりました。   ■ 函館の夏鱈の魅力 一般には鍋料理などで人気の鱈は、「鱈腹(たらふく)食べる」と形容されるほど、夏の時期から旺盛な食欲で身を肥やして冬の繁殖に備えます。夏にはまだ卵や白子(精巣)は楽しめないものの、冬に比べて身質が非常によく、刺身をはじめ白身を使う料理では、冬時期よりもむしろおいしく食べられます。とりわけ函館近海の鱈漁は、はえ縄や一本釣りで行われることから鮮度がよく、魚体に傷の少ないものが水揚げされます。また、漁場から市場が近く、さらに空港も近くにあることから、高付加価値の鱈を首都圏などにいち早く出荷できるメリットもあります。「神経〆」などの鮮度保持の工夫もあり、東京の料理人などから高い評価を得ています。   ヒラメやソイなど函館近海の活魚を神経〆して、国内各地、さらには海外へも出荷する坂井貴博さん(坂井鮮魚店)。魚の「神経〆」について説明し、目の前でその作業を披露。神経〆を行ってから料理に使われるまでの時間や、料理法などを考慮して、いくつかの手法を使い分けているとのことでした。   続いて、3人の料理人による鱈料理の講習と試食が行われました。   ■<和食>鱈ずんだ餅包み トマト旨味赤出汁餡掛け ~二種類の紫蘇の香り~ 講師:菊池隆大さん(炭火割烹 菊川)   レシピはこちら   菊池さんからは、「鱈を昆布締めするときは、昆布の風味が移るまで置いたほうが加熱したときにおいしくなる」とのアドバイス。   ■<洋食>夏タラのムニエル カツオ風味のクリームソース添え 講師:吉田徹さん(函館短期大学付設調理製菓専門学校)   レシピはこちら   受講者からは、「牛乳と鰹節を合わせたソースが斬新で、かつ簡単なレシピだったことが良かった」との感想が聞かれました。   ■<中華>鱈魚海藻吐司(シュィユイハイソゥドウス) 真ダラのアカモク入りサクサクトースト揚げ 講師:木村史能さん(函館国際ホテル)   レシピはこちら   食パンにのせた鱈などの具材をホイップした卵白で覆い、いったん蒸してから油で揚げて仕上げます。サクサクとふんわり、二つの食感の中から、鱈とアカモクのうま味があふれ出てきます。   今回の参加者で、函館市内で和食料理店を経営する岸部悟司さんは、「自分とは違うジャンルの料理人の技術やアイディアを知ることで、新しい料理法を見つけるヒントが得られた」との感想を語っていました。

「バル街」の誕生秘話などをつづった書籍「料理人にできること」

2019/9/11
「バル街」の誕生秘話などをつづった書籍「料理人にできること」

函館のスペイン料理店・レストランバスクのオーナーシェフ深谷宏治さんが、「函館西部地区バル街」や「世界料理学会 in HAKODATE 」の誕生秘話などをつづった自伝『料理人にできること 〜美食の聖地 サンセバスチャンからの伝言(1800円+税)』を出版。2019年9月、柴田書店から刊行され、全国の書店やインターネットで販売中です。1970年代半ば、青年期の深谷さんが修業時代を過ごしたスペイン・バスク地方のサンセバスチャンは、いまや世界中の美食家たちが訪れる、美食で知られる街です。近年は「食のまちづくり」を掲げる日本の自治体関係者などからも注目を集めています。深谷さんの師匠ルイス・イリサールさんは、「新バスクの料理の父」とされ、この街を「美食の聖地」と呼ばれるまでにした立役者のひとりです。本書には、深谷さんが故郷の函館に戻って、友人や料理人仲間と共に、ルイスさんからの教えを実践してきた軌跡が記されています。料理人や美食家のみならず、「食のまちづくり」に関わる人たちからも注目を集める一冊です。