2021年に函館市の2つの遺跡、垣ノ島遺跡と大船遺跡が世界遺産登録されて以来、函館や道南地域では「縄文」をキーワードに新たな商品・サービスを提供する機運が高まっています。

秀峰「駒ケ岳」を囲む道南3町、七飯町・森町・鹿部町でつくる「環駒ケ岳広域観光協議会」と日本航空函館支店は、環駒ケ岳エリア(通称かんこま)の特産物を使った「縄文グルメ」を地元の飲食店やホテルと開発。中でも森町のホテル、グリーンピア大沼の「レストランmarimo」が提供する「帆立たらこパスタ ~バニラソフト乾燥リンゴを添えて~」(1,200円)は、あまりの人気に当初は4月上旬までの予定が期間延長となりました(6月末までの予定、状況により早めに終了する可能性があります)。

「昨年の秋に開発チームを発足させ、数ヶ月に渡り試行錯誤を重ねてきました。食材やアイデアを探しに地元のお店に足を運んだこともあります。」(ホテル予約担当・小出村絢圭さん)

パスタは土偶の顔をイメージ。口部分は鹿部町産の「タラコ」、目の部分には森町産の「ホタテ」を使用し、味はもちろん可愛らしい見た目も楽しめます。七飯町産の乾燥りんごを添えたソフトクリームには、縄文時代をイメージしたクルミがトッピングされ食感も◎。女性のお客様に特に人気とのことです。

同レストランでは縄文グルメの他にも、時期ごとに全国各地のグルメを楽しめる企画も実施しています。4/29からはホテルの屋外遊戯施設もオープンするとのことで、一日中楽しめそうですね。ご家族やお仲間同士で訪れてみてはいかがでしょうか。

 

■グリーンピア大沼 「レストランmarimo」

【住所】〒049-2142 北海道茅部郡森町赤井川229
【営業日】通年
【営業時間】
11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
16:30~21:30(ラストオーダー 20:30)※ 20時迄の時短営業中
【お問合せ】01374-5-2277