クリを使った「縄文ビール」で、函館の縄文文化をアピール
2020/5/26

函館・道南そして北東北のエリアには多数の縄文遺跡が点在しており、現在は「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、ユネスコの世界文化遺産登録を目指しています。この機運を盛り上げようと「縄文ビール」が誕生しました。
手がけたのは、函館のクラフトビール専門店「Endeavour(エンデバー)」です。縄文文化の魅力発信を行う市民グループ「縄文Dohnanプロジェクト」とのタイアップ企画で、縄文人が好んで食べていたとされるクリを使ったビールを醸造しました。
エンデバー函館湯川店の醸造施設で作られる「エールビール」の一種で、ビール造りの煮沸工程で、ホップなどとともに焙煎したクリを加えています。今回は150リットルを醸造。アルコール度数は4.5%。苦みは抑えられ、ほんのりとクリの香りがします。また後味にも、クリ独特の甘みが。当初、春の函館西部地区バル街での提供を予定していましたが、イベントが中止となったため、このたび店での提供を始めました。
「縄文ビール」はエンデバー函館湯川店で、6月上旬頃まで提供予定(無くなり次第終了)。なお、当面の間、テイクアウトのみの営業のため、持ち込みのペットボトルなどによる量り売り限定での提供になっています。100mlあたり210円(税別)。
問合せ:Endeavour函館湯川店
所在地:函館市湯川町1-26-24
Tel:0138-84-6955
営業時間:11:00~20:00(最終受付19:30)
定休日:水曜日。当面はテイクアウトのみ



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